ごみ焼却施設では、排ガス中のばいじん、酸性ガス、重金属、ダイオキシン類などの排出低減のため、様々な処理プロセスが採用されている。近年、排ガス処理システムにおいて環境汚染物質の排出抑制とともにエネルギー・コスト面での効率化が求められ、各プロセスの見直しや新たな技術開発が行われている。そのうち、セラミックフィルターを用いた高温集塵方式は、排ガス減温や再加熱などのプロセスの省略が可能となり、施設全体のエネルギー・コスト削減効果が期待されている。本研究では、集塵操作温度である300℃において、活性炭に代わる無機材料として活性白土を用いた脱塩素化によるダイオキシン類の分解可能性を検討する。その基礎研究として、国内で生産される活性白土を用い、温度条件によるクロロベンゼンの除去率と除去特性、脱塩素効果について確認した。その結果、活性白土には脱塩素効果をもつものとそうではないものがあることが判明した。
doi:
10.14912/jsmcwm.23.0_417
关键词:
脱塩素 活性白土 クロロベンゼン dechlorination activated clay chlorobenzene
作者:
高橋 滋敏
Author:
Takahashi Shigetoshi
作者单位:
北海道大学
刊名:
廃棄物資源循環学会研究発表会講演集
Journal:
Proceedings of the Annual Conference of Japan Society of Material Cycles and Waste Management
年,卷(期):
2012,23(0)
在线出版日期:
2018年09月14日
页数:
0
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